今回はケーブルテレビを解約される前に地デジアンテナが建てられるかご相談いただいたため、ケーブルテレビを解約したあとも地デジアンテナを建ててテレビが見られるか確認するため現場に機材を持って電波調査させていただきました。電波調査の方法は、アンテナの受信レベルを測定する機械を持ち込みアンテナ機材を仮設し電波の受信状況を把握します。電波の受信状況は電波が強い順に強電界地域・中電界地域・弱地域に分けます。電波の受信状況は現場ごとに記録に残し、施工後にお客様にお渡しさせていただきます。（※測定記録は施工写真をご覧ください。）

アンテナ工事の流れ：電波調査（機材持ち込み）→正常に受信→地デジアンテナの選定→地デジアンテナの取り付け

また、電波の受信状況によって使い分ける2種類の地デジアンテナの選定方法もご説明させていただきました。

1.八木式UHFアンテナ：スタンダードな地デジアンテナで昔から使われています。電波が弱い地域（弱電界地域）~強電界地域までどんな電波状態でも取り付けることができるため様々な場所に建てることが出来ます。八木式UHFアンテナは、屋根に建てることが多いです。

2.UHF平面アンテナ ：スタイリッシュなルックスで美観良くアンテナを取り付けたい方に人気な地デジアンテナです。特に新築で見た目よく設置したい方はUHF平面アンテナがオススメです。一般的に建物の壁面に取り付けます。屋根に設置することがほとんどないので屋根に優しい地デジアンテナです。この地デジアンテナは、中電界地域～強電界地域にのみ取り付けられるため、当社では電波調査をして設置できるか確認してからご提案させていただいています。

このようにケーブルテレビを解約されたいお客様は解約を実行する前に、アンテナが建てられるか業者に調査してもらってからケーブルテレビを解約していただくことをオススメいたします。